2025/09/15 18:44

暑さが和らぐ日も多くなり、秋へと日に日に季節は歩を進めています。
日本にはもう秋はないなんて声も聞いたりしますが、わずかな季節の移ろいにも敏感にいたいものです。

今更ながらジョンガリアーノの映画を観ました。(劇中、1990年のガリアーノがRIZLAを着ていた)
彼のデザイナーとしての半生とそのうちに起きた事件や天才デザイナーと評される一方、その裏に隠れた苦悩も描かれており、興味深く面白い映画でした。
ドリスやマックイーンの映画も当時、映画館へ観に行きましたがどれも興味深い映画でした。
さて、いつも以上に地味で映えないサムネイルになっているinstagramですが、イベントに来て実際に見て、試していただくときっと楽しんでいただける内容になっているかと思いますのでご都合の合う方はぜひ足をお運びいただければと思います。


個人的に気に入っているスタイリング
少しルーズフィットになんならパンツは少し落として着てほしい
アスレチックウェアやアウトドアウェアのストリートスタイルへの組み込み
どれかピースを取っても、スタイリングのスパイスになるようなアイテム
今の自分の気分にも当てはまるなと、引き続き試したい



1987 STONE ISLANDのフリースジャケットにジョガーパンツ
なんちゃってセットアップスタイルで着ていますが微妙にカラーは違います
キャッチーじゃないストーン
わかりづらいですが面白くて良い服です
今、自分が選びたいストーンはこんなあたり


Blur

キャッチーなポケットデザインがかわいらしいコットンツイルジャケットに荒々しいアタリの出たダックカーゴパンツ
ブルーワーカーを連想させるスタイル
ナイロンやポリの化繊ではなく、コットンやウールなんかの表情が出る服も今、気分のひとつかもしれません

と、そんなことを言いながらミニマルで表情の乏しいコットン/化繊ミックスのPUコーティングジャケット
こんな無表情も表情のひとつか


鈍い艶を放つVinylにコーティングを施したジャケット、これはこれでコットンやウールには出せない表情を持った服か


サンフェードスミクロ
日に灼けたブラックやネイビーの褪色は好きな経年変化のひとつ
ミニマルなプルオーバースウェットジャケットにも表情が加わる
ロンドンの外れのマーケットで気のいいおじさんから譲ってもらったC.P.COMPANY


実をつけた野ばら、毎日少しずつ小さな葉が芽吹くのを見るのが楽しい
週末は雨予報、足元は悪いだろうし鬱屈だけれどグッと涼しくなるみたい
少し面倒かもしれませんが、皆様ぜひ渋谷まで遊びにいらしてください。